マンモグラフィと乳房超音波検査の特徴は?
日本では、生涯に乳がんを患う女性は9人に1人(※1)と推定されており、乳がんは女性が患うがんの中で最も多いです。
代表的な乳がんの検査としては、マンモグラフィ検査や乳房超音波検査があります。
(※1)国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」
マンモグラフィ検査

乳房を薄く延ばして圧迫(固定)した状態で撮影をします。
メリット
乳腺全体像を把握でき、比較しやすい
早期乳がん(石灰化)の検出に優れる
死亡率減少効果が証明されており、乳がんの診断には欠かせない精度の高い検査
デメリット
乳房を引き延ばし圧迫するため、痛みを感じることがある(程度には個人差があります)
微量のX線による被ばくがある(妊娠中や妊娠の可能性がある方は検査をご受診できません)
乳がんなどの病気は白く写ることが多く、高濃度乳房(※2)の場合、乳腺の色と似ている病気が隠れてしまい、画像上、がんをみつけることができない可能性がある
(※2)乳房内の乳腺が多く、マンモグラフィでは乳房全体が白く写るタイプの乳房のこと(病気ではありません)
乳房超音波

プローブと呼ばれるセンサーを乳房にあて、超音波によって乳腺を映し出し、異常がないかを調べます。
検査をする際はベッドに仰向けになり、乳房にゼリーを塗って検査します。
メリット
妊娠中・授乳中の方でも検査可能である
病変内部の状態や血流も評価可能(乳腺の密度が高い方でも感度は落ちない)
痛みを感じない
被ばくはなし
デメリット
微細な石灰化等の検出は苦手とする