便中ピロリ抗原検査

便中ピロリ抗原検査とは、便中のヘリコバクター・ピロリ抗原を調べることで、胃がんの発生に関わるピロリ菌に現在感染しているかどうかを判定する検査です。感度(病気の人で陽性となる割合)・特異度(病気でない人で陰性となる割合)がともに高く、過去に除菌治療を受けた方でも感染状態の判定が可能です。

注意事項
・採取期限は、受診日含めて5日以内です。提出日までは、冷暗所にて冷蔵保存してください。
・ピロリ除菌後早期は偽陽性となる可能性があるため、4~6週間空けてください。
・胃部X線検査(バリウム検査)後の方は、便通が正常に戻ってから採取してください。

血液検査であるピロリ菌抗体検査は、ピロリ菌に感染した際の免疫応答(抗体の有無)を調べる検査です。
ただし、抗体価が高かった方は除菌後も陽性の判定となることもあります。
そのため、除菌後判定には不向きであるため、現在の感染状態を調べるには便中抗原検査の方が適しています。